グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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日本の終わりとハードボイルド・ワンダーランド(仮)1

 

「落ち武者みたいな髪形をしているやつは田舎出身で、高確率で行動ヤバイ

「え、そうなの。道理で俺、避けられてると思った」

「関係ないだろ。お前は単に人として避けられているだけ」
「何で田舎の人って、毛、伸ばしてんの」
「別に。田舎モノは髪を切る金が勿体ないから」

ムカイ13歳、街の人の会話を聞く。その人は落ち武者じゃなかったけど、長髪が伸びっぱなしになっていた。隣にいた友達が言う。

「ムカイは、出身地とか、あんまり言わないほうが良いよ。

確かに、田舎の人は、大分、俺たちを恨んでいるっていう噂だよ。

20年前、人々は、家畜みたいに勾引されて、畜産品評会みたいに売られたんだろ?

街で目に付く貧しいたち人を片っ端から捕まえて、ゲットーへ入れたんだ。

都心の人は、憲兵に捕まらない為に、コネや賄賂を使って、必死で、収まるところを探して、形だけでも就業してますっていう形を取ったよね。

それから老人はそのまま都心で年金を貰って暮らし続けた。それから田舎の老人は、奴隷と補助金を同時に手に入れた」

 

 


「男女の結びつきは、どうやって執り行われるか」
「好き合って結婚します」
僕たちはこういう時、子供らしく、うつむいてニヤニヤしながら、先生のスキを見て、互いの顔を盗み見た。

「日本国家の礎」
「出したり入れたり」
ヒソヒソと話し合う声。場末のオッサンみたいに、指で変な輪っかを作る男子生徒。

先生は指で教壇の表面をコツコツと叩き始めた。うすのろたちの回答にイラついているという合図だ。

「ご神体の恩寵だ」

出生率回復を政策に掲げた自民党の分派と共産党が野合し、未婚率ゼロなど学校と家庭生活へ介入し、僕たちの生活はシュールなことになった。

何故、ムカイが、それをシュールだと言えるかというと、ムカイはこのあと村を出て、多くの場所を放浪したからだ。

先生は、都心からの赴任者で、古い世代の人で、

仕事なので仕方なく、といったふうで、能面でマニュアルを読んだし、こんな変てこりんな性教育をするハメに陥った、自分のふがいなさにイライラしていた。