グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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Liam1


「お兄さん、お金持ってそう。奢って」
「OH直球だね。持ってなかったらどうするの。ケツにケリいれて帰るの?」
「そんなことないよ。お兄さんは、イケメンだし。お金持ってそうは、褒め言葉よ。嬉しくないの?
社会的に成功して、頼りがいのありそうな、良い男だって意味じゃない。
私たち、スカンピンなの。だから、奢って」
リアムの側に美女が座った。右に1人、左に1人、正面に1人。ブルネット、金髪、黒髪、肌は白い。ミニスカートから露出した脚。

その後に、どうなったか、おわかりだろう。

朝、安手のホテルで目を覚ますと、ツインのベットで3人の美女が、裸で寝ていた。リアムの財布はちゃんとあった。札は抜かれていなかった。

「で、だから何なの?」

ミュリエルは、リアムのドヤ顔を醒めた目で見つめた。

「この話に、オチなんかないよ。ただ、そういうことがあったっていうだけ」

 

 

 

「ミュリエルって、まだリアムとつきあってるの」

「まだって何?私たち、そんなに別れそうな感じ、した?」

「ミュリエルは身持ちは堅いよ。でも、リアムってチャラ男じゃん。

ミュリエルみたいな堅物が、何でリアムみたいな男と付き合うのかって、ずっと思ってた」

「リアムは、仕事が上手くいかないだけだと思う。学生の頃は、あそこまで荒れてなかったよ」
「ミュリエルって、すごい性善説なんだね。
前にリアムがニューイヤーズ・イブの約束キャンセルしたとき、私の家に泊まっていったの知ってた」

ミュリエルは絶句した。彼氏と親友、どちらの裏切りも、ミュリエルには痛い。

「それは、私が仕事が忙しくて会えなかったからじゃないの」
精一杯の負け惜しみ。
「普通、彼女の友達と寝ないじゃん」
本当に寝たのかよ。お前は、リアムの何なのか。

ケイシーはミュリエルと違い、身持ちが堅くない女、でも良い人だ。2人は学生時代から仲が良かった。

 

 

こういうセミナーが、ボロ着の奴らばかりってわけじゃない、むしろ逆。

だらしない格好をした人は1人もいない。

ただ、微妙な感じ。安手とまではいかないが、高価とは言い難いスーツ。

レックスを付けているようような奴はいない。

そんな金があったら、こんなところへ来る必要はない。

女性陣も混じっていて、こっちは、美人から微妙な人まで、いろいろいた。

こっちも男性陣と同じ、スーパーモデルみたいな人はいないが、

小奇麗にまとめた良い女がチラホラいた。野心が強いのか、就職活動中なのか。


一日の一秒でも、無駄にしないようにしましょう。
一秒一秒が、お金になります。あなたのキャリアになります。

お客様の、一挙手一投足に注意を払って下さい。
あなたの話に退屈していませんか?
あなたがお客様を、落ち着かない気分にさせていませんか?


リアムは、少なからぬ札束を出して、この壇上の主催者の、録音データの全部やセミナーのチケットを購入することはしなかったが、

無料の録音データを貰った。

アメリカでは全てが自己責任だから、キャリア・アップの為のセミナーやメソッドは乱立した。

そんなもの、いちいち規制なんかしない。社会不安を煽り、爆弾や銃を持ち出したりしない限り。