グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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霞が関のホームレス3


「コレは、なかなか、すごいよ。素人さんの作品じゃない」

「そうなんですか」

「部品とか、どこで手に入れたんですか?」

「廃材置き場とか、秋葉原行ったり、業者に頼んだりとか」

日々野公園を訪れている人たちは、大学の研究チームを名乗った。

彼らがここに見学へ来た動機は、ニュースサイトのテント村の写真に、変なマシンが映っていたからということだ。


「こういうのって流行ると思うんですよ。
何しろ地球が滅びても生き残ると思われていた霞ゲートがこうなるということは、庶民にも無縁ではない」

「でも、被災地にはこういうの無いじゃないですか」

「頭の出来の違いじゃないですか。都心と違って、秋葉原みたいなところもないし」

「私たちの写真とか名前とか出すのは勘弁してください」

「そうですか。僕なんかはアレですよ、ちょっとうらやましいですよ。都会のキャンプ生活。
しかし、ご家族の方などは、どうされてるんですか」

象牙の塔の住人からの無邪気な質問に、田伏たちはモゾモゾした。

家族は官舎を追い出されて、実家に帰っている人が多かった。

 

 

 

 


今月は、四谷会の統一模試で3位でした。

僕は、それ以外、報告することが特にないような、生活を送っています。

あと、母さんのデスクトップは、キアヌリーブスのボッチ写真だよ。

模擬で3位とか、そんなの父さんにとっては、大したことじゃないのかもしれないけど。

今のところ、霞ゲート事件で、塾を止めてる人は、あんまりいないよ。

霞ゲートはおしまいかもしれないし、おしまいじゃないかもしれない。

でも僕は思うんだけど、僕は霞ゲートに就職しなければいいんじゃないかな?

うちは父さんも爺さんも、霞ゲートだよね?

じゃあどこに就職すればいいかっていうと、僕にもわからないんだけど。

父さんが、霞ゲートから離れられないのは分かるよ。

だって僕だって勉強をやめて、カブトムシを追いかけたり、

ゲーセンに入り浸ってスト2やったりする気にはなれないんだし。