グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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天皇分裂2


リベ州には、孤独死した人への献花台があった。

孤独死は、70年前でいうと、特攻隊の死に相当した。

社会への貢献者にして、英雄だ。

保守州みたいに負け犬扱いして、後ろ足で砂を掛けたりしない。

孤独者は、みんなの孤独者だ。

孤独死=特攻隊というアナウンスで、人々の心は靖国神社から離れた。過去の呪縛から解放された。

離れない人は、保守州へ行った。

靖国は世界的に見たら、負の遺産だった。ナチスの墓だと思われているのだから。

南京はいつか中国人のプロバガンダが功を奏して世界遺産になるかもしれないが、靖国は神が逆立ちしても世界遺産にはならないだろう。


ゼロ戦の搭乗員は、人々をブラック企業で殺す為の、商材じゃない。

だけど空で孤独死したい人には、その自由があった。

決まりきった家族モデルを、人々に無理やり押しつけて、虚偽の家庭を作るのは忌み嫌われた。

 

 

 

 

が、孤独死を防ぐ声掛けとか、コミュニティ・ビジネスは、意外と儲かる。

ことコミュ障が多ければ多いほど、その手のは儲かった。

キャバクラに100万とか突っ込む孤独な労働者の、安いバージョンだ。

このところ大量発生した文系難民にはウマイ仕事だ。

フェラーリもロレックスも要らない。

他人に過干渉されず、適度に仲良くして、楽しく生きていければいい。

 

 


悪人対策は、リベ州の要だった。

ことにリベ州は、海外からも、移民を受け入れていたから。

移民は、ダイバーシティの要だった。

外人が日本の特殊性を浮き彫りにし、リベ州はその特殊性をどう生かし、または止め、どう売りにしていくか、検討した。

住人は、バックパッカーとして世界を回ってみたり、海外から多くのケースを取り寄せ、研究していた。

生得的に、悪人の数なんか、変わらない。

保守州の犯罪、それは家庭内、地域内で完結し、小数の犠牲者が出て、犯人が広場にさらし首にされて終わった。

確率論的に、発生する疫病みたいなものだった。

いちいち、大騒ぎはしなかった。インフルエンザで死ぬ確率と同じ。

そういうところでコストカットしているから、カースト制度という非効率が成り立つ。

 

 

保守とリベが組むと、ロクなイタビューにならない。国会の足の引っ張り合いと似た感じ。

寄って立つ根幹が一致しないと、会話は成り立たない。

「昨日は愛人といたんですか」
「政策について質問ないんですか」
「日本の伝統を汚して楽しいですか」
「日本の伝統って何ですか。尊属殺人ですか。箱庭ですか」

箱庭は、保守自治体が、伝統と言う名の元で、1家1、2人の子供という家庭生活を、全員に押し付けていることを指した。

多くの後継ぎの必要な皇室にまで。

リベ自治体では、ある家に、子供が、10人いようが、1人もいなかろうが、誰も干渉しない。

2州が、協力しているのは、自衛隊と広域捜査くらい。国土防衛に保守もリベもない。

アメリカの軍だって、隊員がゲイかどうかは面倒くさいから尋ねるのも告白するのも止めろ、というお達しが出ている始末だ。