グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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天皇分裂3

 

リベ州のホームレスは選別されていた。

身分制の無い社会の、シビアな現実。

野良博士などは、趣味で飼う人がいた。

トップは取れなかったかもしれないけど、元インテリだ。

退役軍人を飼うみたいな趣味。

だから、天下りは流行らなかった。

運の良さや堅実さで蓄財した人が、よく金欠になった元エリートを飼っていた。

リベ州には、マウンティングの習慣が無いので、相手の金や地位の過多で、態度を変える人は少ない。

感じの良い人は感じの良い人で、役に立つ人は役に立つ人だった。


一方、コミュ能力過剰の、コミュビジネスの担い手たちが、

コミュ障の孤独死予備軍に、飼って貰っているというのか、飼っているというのか、そういう金の回り方をしていた。

 

 

 

「難民ですか」
尊属殺人です」

たまに起きる胸糞の悪い事件だ。

誰かが親から性的虐待を受け、長じて相手を殺す。

保守州には、尊属殺人規定があり、見せしめで公衆の面前で死刑だ。

だって、いちいちコレがセーフ、これがアウト、とか言っていたら収拾が付かない。

それは全地球の自由世界の離婚裁判の記録なんかを紐解けば、一発で分かった。

たたでさえ赤字の嵩むカースト制度で、よけいなコストは掛けられない。

リベ州は、その人に働く気が無い限り、あまり移民を受け入れないが、

こういう特殊なケースでは難民として保護した。

尊属殺人の加害者は、医療機関のカウンセリングや、裁判を受けたい場合、受けることができた。

「父を殺しました」「乳を殺しました」とか。

この裁判は意味がない。

父性を殺した彼女の母性は殺されていたのだ、というカオス。

長年虐待を受けて、親を殺した本人の精神状態は相当のカオスだ。

 

 

 

 

 

リベ州の、生活保護受給者は、自動的に24時間テレビで稼いだ。

ただし、そのことで後ろ指を指す人はいない。本人がよほどの猿でない限り。

生活保護受給者という障碍者が、どうして生きていくかのノウハウを共有し、社会遺産として蓄積する為だ。

後ろ指を指されない為には、生活保護受給者は鼻くそをほじってゲーム中毒をやっているわけにはいかなかった。

能力は、年次とは無縁だ。生長の早い人は早いし、一生成長しない人は成長しなかった。

世界の流れや、主要産業の移り変わりみたいなトラップもあった。

その手の低能の周辺に、どういうゴミカスやカルト宗教が湧いてくるかも、ウォッチ出来た。

コレが保守州でどうなるかというと、生まれた家柄など、運が良ければ隠居できるが、

だいたいは売りに出されて、病死したり出奔したり、ストレスで赤子の首を絞めたりして、広場に晒されたりしていた。