グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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鼻毛会長6

 

住田は、アングラ・ウェブサイトのライターで、「億万長者?日朝関係の影のフィクサー?パチンコ店経営者の幻影を追う」みたいな取材に来ていた。

ホールスタッフに来訪を告げると、住田は、2階までが店舗になっている、安っぽい城郭をモチーフにしたパチンコ店の、小3階の私室へ通された。

「あ、私、左翼ですから。右翼じゃないです。叩くために記事にするわけじゃ、ないです」

「どっちでもいいよ。俺は、そういの、分からないし。

総連は人に頼まれて入ってるけど、ほとんど行かないから、詳しいことは分からない」

「お仕事、お忙しいですか」

「うん、今大変だよ。これでカジノに客取られたら、おしまいかな。取られるかどうか、知らないけど」

「カジノはパチンコ台は、無いけど、スロットとかは似てますよね。あとは、お店や周辺の雰囲気なんですか、立地とか」

「うちはパチンコ台とスロットくらいしか置いてないから、分からない。

今流行の、複合型レジャー施設っていうの。そういうのをやってる、アメリカのデカい会社とか、そういうのは全然知らないよ。

その辺の人には、安っぽくてバカっぽい方が、性に合うってこともあるかもしれないし。

カジノは、アレだろ、金満家が、毛皮きた女の人を連れて、葉巻を吹かしながら入ってきたりとか、するんだろ。ワインが置いてあって、クラシック音楽が流れてたりとか」

「何かで見たのでは、日本のカジノは、中間所得層とかが、ターゲットみたいですが、パチンコもやっぱりそうですか」

「俺らは、お客さんの素状を調べてるわけじゃないから。

もしかしたら、プリペイドカードとかで、そういう情報を取ってるかも分からんが、俺は分からない。

俺はそういう、技術は詳しくないから。

俺らは、警察のいうことを、ハイ、ハイって聞くだけ」

「警察っていえば、北朝鮮にパチンコ店の収益が送金されてるとかいう噂がありますけど、パチンコ産業の総益が、30兆円あって。

ここがどうとかじゃなくて、他のお店のことでも、いいです。

パチンコ店以外でも、日本へ流れてきて、そのまま商売やってらっしゃる方々とか」

「少なくとも、俺の家族は、北朝鮮に残してきた人たちとは、音信不通だよ。

気の毒だとは思うけど、何もできない。

俺は朝鮮学校に行って無い。あんなところへ行ったら、頭がおかしくなるよ。

少なくとも、俺は在日の人たちと、そういう話はしないよ。

1つ上の世代だと、失業して、民団と総連の、二重スパイをやっていたとか、そういう噂はあるよね。

そういう、政治が好きな人はいると思うけど、

その手の話を聞くなら、もっと違うところへ取材に行った方が良いよ。

俺は、商売のことしか知らない。だからこそ儲かってるし、こうしてお店を構えさせてもらってると思う」