グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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幼い使徒3


多くの児童虐待は、大人になるまで発覚しない。

子供が自分で動ける年齢になって初めて、家出したり少年院に入ったりマフィアになったり、いろいろなパタンがあった。

そこで初めて、自分の家が可笑しかったことを知る。自分のマトモに生きるチャンスが潰されていたことを知る。

鳥の雛は、生まれて初めて見たものを親と認識した。

どれだけ殴られても、タバコの火を押し付けられても、子供たちは、彼のことをお母さん、お父さんと呼び、彼らに好かれようと努力した。

幼い子供は、他に頼れる大人を知らないし、

殴られることがいいとかいけないとかいう、認識はできない。

仮に子供が交番へ、暴力を振るわれています、助けて下さい。と言いに来ることが出来たとして、警察は児童相談所に通報してお終いだろう。

児童相談所は、親から人攫いなどのクレームを受け、または受けなくても、家庭に連絡が行き、結局、その子供は救われない。

 

 

 

要らないなら、孤児院などへ捨ててくれた方が、子供は安全に育つ可能性が高い。

かつては劣悪な孤児院があったが、最近は、大野ら、職員たちの努力で改善されつつあった。

暴力親は、子持ちの家庭に配布される補助金目当てに、子供を商材として作って、手元に置いて殴っている可能性も否定できない。。

子供を育てるのに向いた精神構造をしていない人間は多く存在する。男にも、女にも。

 

 

 

民生員は孤児の手を引いて、街を歩いたりした。孤児院の中だけでは、閉塞するかもしれない。気晴らしが欲しい。

安い食べ物屋で食事をしたり、何かスポーツをやったり、一緒にテレビゲームをしたり、子供の個性に応じて多くの対応を取った。

民生員はボランティアだったが、一応適性テストはあった。

民生員の名目で孤児に悪戯を働こうという人が、混じらないとは限らない。

一日の終わりが来ると、彼らは胸が引き裂かれた。

「どうしてもう終わりなの。僕のことに飽きたの」

孤児院を快適なスペースにするのは、原理的に難しい部分があった。

孤児同士が、良好な関係を築ける確率は、一般の子供より低い。

幼少時に虐待を受けると、子供のコミュニケーション能力の発達は、著しく阻害された。

職員が目を離したスキに、激しいイジメや傷つけあいが起こった。

民生員は彼に言った。

誰だって好きな人に会えなくて寂しいことはあるよ。

パートナーが単身赴任している人、愛する人と死別した人、つきあっていた彼氏や彼女に振られた人、孤独に暮らしている老人など。

「次はそういう人に会いに行ってみようか」