グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

ポリシー:ちきう上からポコラーを絶滅しよう。嫌がらせノー、駄目、絶対。

Chinese Palestine16

 

高島は、この地方債のシステムを、オルドスのハイファから耳にしていた。

それで霞が関に、日本にこの手の地方債に導入することを提案した。

日本の当局は、地方に潰れて欲しくない。流民が押し寄せたり、日本が荒れたりするのは避けたい。

地方はPRも下手だし、日本の経営資源は、都心へ集中しているから、人材を集めるのは難しい。

新規のアイデアは、保守的な既得権益層に潰されて日の目を見ない。

公正な地方債市場が、地方の財政を支える。地方の人たちが、破たんしない現実的な政策を、足りない頭を絞って考えるようになる。

その土地と伝統に執着し、生き残りに執念を掛けていれば、いる程。

もちろん、伝統と共に沈没するのも手だった。例えば太平洋戦争の真珠湾攻撃や、特攻隊など。その結果の原爆と焼け野原。


高島とリウには、霞が関の口利きで、多くのボディーガードがついた。

ライブドアの野口など、外人絡みの事件で殺される要人は少なくない。高島は自嘲した。俺は要人か。

浜田とマッツンが心配だ。それから、掘りの深い顔立ちをしていたパレスチナ人、ザーヒルとハイファ。彼らは党に追われ、俺とリウが霞が関へチクった。

中国は、人民の命の安さと、金に飽かせて、最先端実験を次々に実施する、次のアメリカを狙う一大地域だ。

保守的な日本が逆立ちしても敵わない。今度はこちらが盗む番だ。因果は回る糸車。

30年以上続く、停滞を打破しなければ。多くの人を救う良いシステムが広まるのは、決して悪いことではない。

 

 

 

ユスラはハイファを連れて、役人1の元へ赴いた。

「ただいま、ダーリン」

「お前は、俺を裏切った小娘だよ。やっぱり姉の方が好きか。俺はロリコンの猿だ。オルドスから北京へ来たいと言った、お前の弱みに付け込んだ」

ハイファの言う通り、通抜け。ユスラは俯いた。

「私達は日本へ、中国の役人と連携するよう、売り込みに行きます。もしくは、利権をチラつかせてエスを作る。スパイです。日本はそろそろ弱体化しているし、少しづつ取り込むチャンスです」

ハイファが話を引き継いだ。ユスラは中央役人1の袖を引っ張った。愛人だった彼女の、精一杯の媚びの仕草。

「極東からアメリカを追い出す、か。あんたたちは、イスラエルの迫害の被害者だった。イスラエルは、アメリカのバックなしには、瞬殺されていた砂の孤島だよ」

パレスチナ人の心情を理解していただいて、安心します。党の懐は深い」

「だけどあんたは、日本に縁がない。浜田っていう元コンビニ経営の山師と、霞が関の高島っていうコウモリ野郎くらいしか」

「あなたたちが私を追っているのは知っています。反動分子として。ただ、あなただけでは、ありません。例えば、中央役人2と言う人は、オルドスのデータを独占したがっています。

が、私は研究に精を出しているだけで、売国奴ではありません。

パレスチナ人は、窮状を救った、中国に足を向けて眠れません。

それを証明する為に、あなたの犬になります」