どうでもいい

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Chinese Palestine14


ザーヒルは、パレスチナで戦車から逃げ回っていた頃から、英語を身に着けていた。

世界中の最も多くの人に通じるメッセージ。助けを求め、相手に手を差し伸べられる可能性の高い、片言の英語。

間違って、撃ち殺されない為の護身術。霞が関の役人は、流暢な英語で言った。

「ハアー、為替の変動次第で、端末が激値上がりする?一台、100万とか?」

海外で、そんな話、あったっけ。

スマホのOSは、アップルとアンドロイドに落ちついていた。

末端の工場でハード部分を作っているのは、当初は日本のメーカーだったけど、最近は韓国や中国のか。

だいたいこういうのって普及させる為に安く売るんでないの。で、アプリとか、通信料とかで金をとる。

だけど日本ってアフリカと違って、そんなに人口、ないし。

中国に偽ケータイとか、まだうってるのか。

ソレ、無理だろ、だってSNSとかサービス利用できないもん。

ああいうのをいじれる人は、だいたい何でもイジれるんだよ。

家電からパソコンまで。

そうでもないのが、最近のIOTではないの。

分解してもいいけど、複製して売ったらいけないんでないの。

精密過ぎて、複製とか、できないだろ。偽のパラボラアンテナとか、偽のテレビ塔

「俺は商売に興味がないんです。コレの特許を取って、日本の市場を食い荒らそうとか、つまらないことは思いません。

俺は命の危険を感じず、適当になんか作っていたい。

オルドスへ移ったばかりの頃、俺は夢の中で激しい銃声を聞いて、撃たれ、汗まみれで飛び起きていましたから」

 


いつまでたっても、ハイファとユスラの住処は、もぬけの殻。党2は、舌打ちをした。とんだ犬がいたものだ。雌犬、すなわち、ビッチだ。

当然、上役の渋い顔が目の前にあった。

「お前は、2匹の猿に逃げられたのか。結局、5匹ほど逃げた」

党2は、もうドヤ顔で通すことに決めた。どうにでもなればいい。元々、自分は、真面目な人間ではなかった。

「厄介払いができてよかったじゃないですか。北京には次々と有能人材が流入します。

彼らに執着する必要はどこにもありません。反動分子は不要です。党の安定性こそが、最重要課題です」

「最近の連中は、詭弁が上手くなったもんだ。ただのロリコンだと思っていだが、泳ぎは上手そうだよ。

13歳のエギソチックな愛人に逃げられて悲しいのか」

党2は、恥ずかしそうに、頭をかいた。俺は、ひとまず上役の陰謀に噛んだ、ってこと?

日本へ行ったパレスチナ人を追って暗殺などしたら、また中国当局は環球メディアに騒がれるだろう。

当局に睨まれた犯罪者が高跳びする、よくあるケースだ。

それから、会議でよく絡んでくる党3の顔を思い浮かべ、ニヤニヤした。