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1、このサイトは書き直し中で、文章崩れています

追々直すので少し待ってください。

毒毒パワーランチ5

 

アンダー橋が渋い顔をしていたので、ノビーとナッチは緊張した。

「例の鹿島の型落ちクルーズで、お前らが、水着で寝てる写真がサーチナに載ったの、知ってるか」

「パパはサーチナなんて見るんですか」

「俺は全てのメディアをチェックさせるよ、ベーアだってそうだったし」

「あそこは日本の領海じゃないですか。中国人がいるはずないですよ。アイコラじゃないですか。

親父が昔、太陽の季節とか書いてたから、茶化されてるんですよ」

「中国は、100キロメートル先まで写せる望遠レンズでも持ってるんですか?それは、どこの会社ですか」

「お前ら、しっかりしろよ。中国人は怖いぞ。

お前らみたいなタカ派は、全力で潰してくるだろうし」

鷹派。鷹派か。ここの誰もが、本当の鷹派について知らない。

尖閣騒ぎでリベートを貰って、型落ちのクルーズに乗ったり、慰安婦問題に口をはさんだり、鷹派はこういうのではないかもしれない。

ただ利権の付け替えはそう簡単にはいかないから、人事が適当だった。

有名どころを中継ぎに使いつつ、新しい人材が育つまで待つしかない。

 

 

 

立法権を人々の手に。立ち上がろう弁護士議員」

「このビラ見た?

山猿ののし歩いてる国会はともかく、この霞が関にまで撒くとは、アンダー橋は調子に乗ってるんじゃないのか」

「皿回したくらいで、生き延びた気になるなよ」

「次官たちが、決死の覚悟で、全部の皿に毒を盛ったらどうですか」

霞が関の役人が、閣僚の食事を作ってるわけじゃないだろ。変な陰謀説にカブれるのは止めろ」

「立ち上がって、どういう法律を作るつもりなんだ、彼は」

「部落がキングで、霞が関が底辺っていう、血筋から想像される、壮大なリベンジとか」

「それはお前、霞が関選民思想に浸り過ぎだよ。

受験勉強のし過ぎだし、名門家庭出身者の被害妄想だよ」

 

 

 


霞が関の午後のおやつの時間に、何で僕は嫌われるのか追及する会議を開きます。

僕は立法府の独裁なんか目指していません。

行政府のみなさんは、大切なパートナーです。

是非参加してください。アンダー橋の手書きの文章のコピーが全員に回ってきた。

霞が関のメンバーは、何かの罠だと思ったが、第二会議室には、参加者が押し寄せた。

アンダー橋は、本当にいた。多くの人が思ったよりヤーさんっぽくなかった。おやつの時間は、官邸も手すきなのか。

角栄さんは、お前ら、飼ってやるって感じ。あなたは、利用してポイって感じです」

角栄さんって誰だっていうメンバーも、既に相当いた。田中角栄、総理大臣。

霞が関に住む全員の名前と故郷を覚えたという、驚異的な記憶力の持ち主で、直々に励ましの声を掛け、当時の官僚たちの心を掴んだという。

「つまり飼ってやるって言われたいんですか。あなたたちは。

僕は、みなさんに、僕のことを、踏み台に利用してステップアップして、民間なり何なりで成功してもらいたいと、思っているんだけど」

「僕らはそういう、放し飼いみたいなの、慣れてないですから。

僕らが動きやすいように、何から何までママにバックアップしてもらいたい、そういうメンタリティの持ち主です」

「そうなのかよ。お前はそうかもしれないけど、ここにいる全員を巻き込むのは止めろ」

本当に厄介だな、コイツ。敵陣に放りこまれた爆竹っていうか。

爆竹が放り込まれると、テロだと騒ぐ奴とか、ケツを撒いて逃げ出す奴とか、いろんな奴が出る。

それでメンバーの尻尾が見えたり。

霞1は、アンダー橋が本当に霞が関の5割をリストラするかしないかなんて、知らない。

 

 

 

ノビーとナッチは、仲が悪い割に、話す機会は意外とあった。

他の誰も聞いてくれないような話だ。


「ノビーは、自衛隊がなくなったら、死ぬ?」

「俺は親父がああなっても死ななかったし。絶望なんて大したことない。生きてるんじゃないの。俺は性格悪いから。

お前こそ自衛隊を潰した女とか言われて、ヤベーんじゃないの。

弱腰も何も、国力の差がこれだけあると、しょうがないけど」

「あんたの父さんみたいに、チャンとかチョンとか虚勢はって、公金をかすめ取るより良いんじゃないの」

「じゃあハナから負けました、終了、って言えば良いのかよ。

白人のケツをナメてたのは親父だけじゃないだろ。

白人のケツをナメないで生きていける奴がいたらお目に掛かりたいんだけど、俺は」

「私は防衛大臣とか、何で回ってきたのか、分からないわ。唐突に女が登用されるポジションは、ヤバイのよ。韓国の大統領とか」

サッチャーとかメルケルみたいな例もあるだろ」
「あれは白人だし」
「そろそろ人種を言い訳にするの、やめないか」
「あんたが言うの?」

「お前は日本会議に日本を乗っ取らせるつもりなのか?俺たちはインディアンみたいになるのか?」

「あんただって、内心、世襲なら悪くないと思ってるクチでしょ。

でも、パパは部落よ。そういうことを許すはずがないし、

ほとんどの人は世襲なんて望んでないわよ。人には向き不向きがあるんだし」