どうでもいい

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毒毒パワーランチ5

 

アンダー橋が渋い顔をしていたので、ノビーとナッチは緊張した。

「例の鹿島の型落ちクルーズで、お前らが、水着で寝てる写真がサーチナに載ったの、知ってるか」

「パパはサーチナなんて見るんですか」

「俺は全てのメディアをチェックさせるよ、ベーアだってそうだったし」

「あそこは日本の領海じゃないですか。中国人がいるはずないですよ。アイコラじゃないですか。

親父が昔、太陽の季節とか書いてたから、茶化されてるんですよ」

「中国は、100キロメートル先まで写せる望遠レンズでも持ってるんですか?それは、どこの会社ですか」

「お前ら、しっかりしろよ。中国人は怖いぞ。

お前らみたいなタカ派は、全力で潰してくるだろうし」

鷹派。鷹派か。ここの誰もが、本当の鷹派について知らない。

尖閣騒ぎでリベートを貰って、型落ちのクルーズに乗ったり、慰安婦問題に口をはさんだり、鷹派はこういうのではないかもしれない。

ただ利権の付け替えはそう簡単にはいかないから、人事が適当だった。

有名どころを中継ぎに使いつつ、新しい人材が育つまで待つしかない。

 

ノビーとナッチは、仲が悪い割に、話す機会は意外とあった。

他の誰も聞いてくれないような話だ。


「ノビーは、自衛隊がなくなったら、死ぬ?」

「俺は親父がああなっても死ななかったし。絶望なんて大したことない。生きてるんじゃないの。俺は性格悪いから。

お前こそ自衛隊を潰した女とか言われて、ヤベーんじゃないの。

弱腰も何も、国力の差がこれだけあると、しょうがないけど」

「あんたの父さんみたいに、チャンとかチョンとか虚勢はって、公金をかすめ取るより良いんじゃないの」

「じゃあハナから負けました、終了、って言えば良いのかよ。

白人のケツをナメてたのは親父だけじゃないだろ。

白人のケツをナメないで生きていける奴がいたらお目に掛かりたいんだけど、俺は」

「私は防衛大臣とか、何で回ってきたのか、分からないわ。唐突に女が登用されるポジションは、ヤバイのよ。韓国の大統領とか」

サッチャーとかメルケルみたいな例もあるだろ」
「あれは白人だし」
「そろそろ人種を言い訳にするの、やめないか」
「あんたが言うの?」

「お前は日本会議に日本を乗っ取らせるつもりなのか?俺たちはインディアンみたいになるのか?」

「あんただって、内心、世襲なら悪くないと思ってるクチでしょ。

ほとんどの人は世襲なんて望んでないわよ。人には向き不向きがあるんだし」