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1、このサイトは書き直し中で、文章崩れています

追々直すので少し待ってください。

R指定(仮)1

 


「スマップで誰が好き?」

理子は「いねーよ」なんて言えない。見た目はいいだろうけど、だから何って感じ。

アメリカから帰国して、面倒臭いと思う会話の1つ。

ジャーニズのタレントは、脇の甘い女性アイドルと違って、しゃべりも上手いし、文句は無い。ああいう人がクラスにいたら、なごむだろうし、社会人になっても、出世するだろう。

だけど男性のアイコンとしては、日本のイケメンって、何かヘタレ。

かといって、外タレだって、何か青二才って感じ。

自分も青二才だから、青二才には惹かれない。

むしろアレは理想の女性像だった。人を歓待し、トークの経験を重ね、見知らぬゲストの懐へ飛び込み、男芸者とは言え、儚さや性を売りにしない。

狙い撃ちしたい男じゃない。

彼らは、女脳的なトークを繰り広げる。控えめに、しかし、自分の能力を犠牲にすることなしに。

男芸者とはいえ、三歩下がって、黙って三つ指ではない。頭悪そうにしない。

 

 


「あそこの息子さん、登校拒否なんですって。お兄さんは、ヤンキーで手におえなくて」

「まあ、大変ねえ」

こういう時の奥さん連中は、その家族を心から憂慮しているのではない。

退屈な日常の憂さ晴らし。自分より不幸な人の存在を見て、溜飲を下げること。

住人同士の労わりあいなるものは、日本の地域に存在しなかった。

標準集団から外れた人間を白眼視し、自分の優位性を確かめて、安心すること。それ以外の方法で、彼女たちは、自己の存在意義のが得られなかった。

昭和のサラリーマンの生き写しだ。この男あるところに、この女あり。

どうして私は、こんな家に閉じ込められているのか。何故、外で働けないのだろうか。

だったら、どうして教育なんか受けたのだろうか。このまま人生は終了するのだろうか。

こういう駄サイクルからコッソリ抜け出して、平穏な主婦ライフが送れるのは、相応に人徳のある人に限られる。悟り、生まれ、趣味、環境。

が、平均的には、駄サイクル化していた。

 

 

 


1990年代、不景気だが金余りの日本。

人々からどうにかして金をひねり出そうと、チワワのCMで借金へ誘うサラ金から、無駄な公共事業から、多くの悪徳スレスレの商売が蔓延っていた。

頼みの綱の銀行は、積み上がった不良債権でアップアップ。

その辺の女子高生が札束目当てにオッサンを狙い撃ちし、ノストルダムスの化身とか、世も末だと指弾された。

「自分の娘が俺みたいなオッサンと寝てると思うと、マジで悲しくなるよ」

「でもお父さんが違う娘と寝てたら、娘も悲しいと思うよ。そういう意味では、お互いさまだよ」

「その金、何に使うの。ブランドものか。あんまり、安易にボロい儲けを覚えると、年取ってから、キツイよ」

「金とかあんまりとらない人もいるよ。

オッサンは、ハゲてるかもしれないけど、童貞みたいに、ガザツじゃない。奥さんに鍛えらえてるから、女性の扱いは下手じゃない。

そういうところが単純に好きで、オッサンを狙う人もいる。

その辺の青二才と違って、リアルに働いてるから、社会のことを良く知ってる。オッサンは、それなりにリスペクトされてるんだよ。多少、ハゲていても」