グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

人に見られたくない話はninjaid2000@gmail.com

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「え、俺、戦争行きたくないんだけど」

「このチンカスどもが。イスラムのクソどもは死にたがっている。

アメリカには死にたくないと思うだけの幸福があるんだよ。

その幸福は祖先が死にもの狂いで勝ち取ったものだ」

「ハアだけど今は21世紀ですよ、オッサン」

アバウトに言って21世紀は、911で幕を開けた。

除幕式をしたのはアラブ出身の悪魔だった。テロリストという人種は、これまでそこまで注目されていなかった。ソ連が消えて、しばらく敵の座は空白だった。

「お前らそう思っている限り、この戦は永遠に勝てないんだよ。お前のその幸せは、テロリストに吹き飛ばされてお終いだ」

「コイツがアルカイダとウンコの合成画像を投稿したら、向こうのハッカーに場所特定されたらしいですね」

「その通りだよ。お前はアルカイダの殺すリストに入ってるよ」

「ここにいても、戦場へ行っても、吹き飛ばされる運命ってことですか」

「そういうことだよ。ツタヤへ行って景気の良い戦争映画を見よう。

イラクベトナムのやつは禁止だ。第二次世界大戦だよ。ただしプライベート・ライアンシン・レッド・ラインは駄目だ」

 

 


「なあ、ずいぶんプヨプヨした奴らだよ。あんな豚殺して楽しいか」

「だけどアレが一応俺たちの敵なんだろ」

「敵なんていったら、CIAとか何とか言う奴に決まってるだろ。ずっと俺たちに鉄の鎖をはめてきた」

「じゃあお前CIAの奴狙ってこいよ」

「無理難題を言うのがお前の趣味か?弱いところを狙うのが、俺たち最弱にして最強の戦略だよ」

「CIA殺したくないか」

「あいつら、俺たちに戦い方を教えた、マゾだぜ。また何かやらかしてくれるかもしれないよ」

「さすがにそれは無いよ。一度、道端で1万円札を拾ったからと言って、もう一度拾えると思って近隣をウロつく奴はバカだよ」

 

 

 

本土でシェール・オイルが見つかる前から、アメリカの中東への石油依存度は1割を割っていた。

だからアメリカが中東にダラダラと駐屯を続けるのは、全てが石油の為ではないが、

いっちょ噛みしておいて、原油先物とかで、コントロールを取りたかった。

サウジアラビアは、そろそろ存在価値がない」

「だからロシアの接近とか、中華街なんか、放置してるんですか」

「ロシアは何でアラブに興味あるんですか。石油足りてるのに」

「石油足りてるのは、シェール・オイルが出たウチも同じだよ」

「こんな働かずにゴロゴロしてる人民、どうでもいいでしょう。何でこんなところにこだわるんですか」

「向こうから戦争を仕掛けられれるようになったから、どうしようもないよ。適当に金を流して、荒らすのみだ。戦争はいつだって公共事業だった」

「過去の遺恨は、鎮火する場合もあれば、しない場合もある、か。黒人だっていつアメリカに反旗を翻すか分からないよ。イスラエルだっていつ潰れるか、知れたもんじゃない」

「オッサン、アメリカ大陸は白人のイスラエルだ、とか煽ってる奴、放置してたじゃないですか」

レーガンが切り開いた、宇宙戦争だよ。21世紀の異次元地政学だよ」

 

 

 


「アメリカはアラブをここ30年以上、チマチマ、チマチマ、中途半端に突いて、やる気あるんですか。

有志連合は兵器売りたいだけでしょう。鷹派が人気取りやったり。ムスリムは女性を抑圧しているから、そこをドヤしつけるのは、リベラルだってオイシイ案件です」

「それ追及すると、あの一帯に原爆落として人消せばいいってことになりますよ。人質とかは諦めて」

「まあ、原爆落とされるとインポテンツになるっていうのは、日本で証明されてますから」

「いいかげんV2ロケットから80年くらい経ってるし、今のミサイル技術をもってすれば、そのくらいは可能かもしれんね。

指定した面積をソックリそのまま消せっていう」

「核ミサイルはただの脅しで、使いもしないのに、アホみたいに競ってた。今こそ、その研究成果を見せるとき、と誰かが考えても不思議ではない」

「ダーイッシュが消滅すると、その兵器市場が極東に来るじゃないですか。悪の枢軸には、北朝鮮が入ってました。最悪です。

アラブなんか荒れてた方が、アジアの国益上は良いですよ。

もう兵器を売るの止めようとか、地球がそこまで優しい場所じゃない限り。

日本人には、他人に兵器を売るのを止めろなんていう力は1ミリほどもないです。

そんなクソを口からタレたら、

お前はずいぶん恵まれた地政学的場所にいるな、お坊ちゃんよ、ヘヘヘ。1つ、その安全地帯に住ませてくれないか、なんて、世界中から睨まれて、射殺されておしまいです」