グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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Spaghetti code8

 

中国人は、70年前に、廃墟から立ち上がった日本人とものすごく違うってことはなさそうだった。

が、ヤツらは油断しそうな気配がなかった。

ハートランドは人民の血を要求した。泥沼は泥沼だった。

ただし、東京裁判みたいな死刑宣告は受けてない。


「中国の躍進の核心とはなにか。無尽蔵の鉄砲弾です。

人民からほぼ無償で取り上げた土地を、地方政府がケツモチをした開発計画で何倍にも吊り上げ、差額を地方政府の懐へ入れる。

もしくは、貧民を、時給200ペソで絞る。何たって、自給200ペソですら、彼らにとっては大金だ。

俺たちは搾取をしているのではない、人助けをしているんだ。

こうして蓄積した膨大な資金が、競争力のある産業群を生んだ。

世界中の企業が、資金不足で倒れていく中、中国は最後まで立っていた。半導体や太陽光パネル、あらゆる産業でだよ。そして独占的地位を築き、誰も追いつけなくなった」

ベネズエラなんかの油田の開発なんてのもそう。あの手のは、粘り腰が必要だよ。掘り続ければ、いつかは出る、そういう土地では、砲弾がどれだけ持つか正念場だ。

そうして築いた鉄壁の友情で、各国へ働きかけ、中国を世界大国へと導いていく」

「それが今回の陪審ショーで、お陀仏になる可能性が大ではないですか」

「もう開発ブームは下火だ。科学技術を生かした分野へ、シフトしていく必要がある。

先進国だってたびたびオリンピック開催地に立候補している。

単純な開発はいつだって、景気のエンジンとして使えるが、そんなことばかりやっていても、人の入らない幽霊ビルが増えるだけだ」

中国は人治だから、朝改暮変で変な指令が下りてくることは珍しくない。こんなのは、慣れっこだった。

ただ、上手くやれ。党の利益を損ねるな、と。それをしくじったら、彼らの首は、胴体から離れる運命にあった。

 

 

 

OH沢は爺を転がして生きてきた。

が、もう70を過ぎて、爺がいなくなってもうた。

だから、山本太郎を飼っていた。

かつて民主党がバブった頃の、小沢チルドレンは、独裁で怖いとか文句を言われたので、もう自由にさせることにした。そういう、老境。

「爺ころがしってのは、普遍性のあるモデルなんです。

孫正義からアスキーの西まで。

金満爺の元を行脚して資金を集めます。

その能力がないと、なかなか世にドーンとでることができない」

「それ過去の因習でしょ。爺に資産集中し過ぎでしょ」

「だけど言ったら何ですけど、エリザベス女王だって婆ですよ。天皇だって爺ですよ。法皇だって相当の爺ですよ。人生、金が貯まる頃には、老けてるんですよ」

「だけど爺の脳内ってのは、つねにモデルが過去にズレてるじゃないですか。だから、爺に金を貰ってる時点で、そいつのアイデアはズレてるんですよ」


OH沢の執務室にペタペタ貼ってある、角栄の写真が、OH沢の心を励ます。

いつか霞が関のオフィスを、同じ仕様にしよう。コレを全部、俺の写真にするのだ、と。

あと一方のところで、手のひら返しをした、霞が関の奴ら。


「爺ころがしの奴らは、女の悪口とかで盛り上がるじゃん。だいたい金に執着するやつは、女と縁遠い。モテないから金で女を買うタイプ。それであの芸者どうよ、とか言って、下ネタがトランプより汚くなってく」

土壇場でOH沢は、姉さんに嫌われた。

例えば、トランプに電凸、開口一番「ヒラリーの悪口言いましょう、奴を潰しましょう」。

トランプは幼児だが、ベースは爺利権だ。だから転がしやすいっていば転がしやすいんじゃいの、なんて妄想したりして、末期状態だ。

そして俺はインターナショナルに、CNNのテレビCMで総書記に殴ってもらう。駄目か。では俺が総書記を殴り、もっと駄目だ。駄目だ。

だけど、爺となれ合うってのも、手だよ。俺は老いていく恐怖の裏返しで、身辺を利権でガチガチに固める爺の気持ちが良くわかるよ。ソレ、俺だから。