どうでもいい

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難民たち。かつて彼らは壮大な同情を呼んだ。大人しく、ジャーナリストのカメラに収まっている限りは。

その多くがステロタイプを踏襲する。

彼らの周りに飛んでいる蠅の数が、同情を引くサインだったり。大衆の理解力は限られていた。

が、大衆の理解力は限られているだけでなく、身勝手でもあった。飢えた子どもに募金したり、そういうのは同情のお裾分けだ。俺は意外と優しい人間だなって。

その潮目が急に変わった。

飢えた彼らが国境を超えて、自分のところへ押し寄せてくると、彼らが越境の途中の海で目の前の溺れて死んでも、関心を示さないような人が増えてきた。

笑ってスマホに撮り、インターネットに載せる人がいた。

彼らは、全く同じ人間だ。どちらも飢えたり、迫害されて、万策来て、心底困り果てていた。気の毒な人々。

前者は感動ポルノにおあつらえ向けで、後者は鬱陶しかった。

「救える命を見殺しにするのが人道的ですか」

「かつては、医療がないから、病人は見殺しにされていたが、それを非人道的とは呼ばない。

助けるなら、人口調整とか避妊とか、そういうところまで踏み込まないと、現地の生態系は保てない。

お前のしたことは、無責任だ。おまけに難民が出て、欧米は対処に困っている」


ハア、お前それは一周遅れだよ。

だったら投資バカに言え、などと思ったが、援助漬けより投資の方が歓迎されてるのは確かだ。

援助で人は1日しか生き延びられないが、投資で30年は生き延びられる。

だが、投資は、100発撃って、1発くらいは当たるのだ。残りの球はどうしたらいいんだよ。