グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

ご用件ははninjaid2000@gmail.com規約はGmaiにl準じます

原発難民だよ、全員集合6


「シリア難民を、フランスに送り返すんだよ」
「何でフランスなんだ?」

「彼らはフランスを通ってドイツに来る。だからフランスに送り返す。それに奴らは電気を止めたから、思い知らせてやらないといけない」

彼らには地理の知識が無い。サウジアラビアの隣はブラジルだ。

「でもお前、クギバット持って脅して歩いたりするの、ここでは禁止だべ」

「この前、誰かが通報したらしいよ。

俺のママのところに事情聴取が来たらしい。ファックだよ。

俺たちはカモフラージュの方法を覚えたほうが良い。

何しろここは、ナチス発生の地だから。ネオナチが非合法なんて、ここだけ。だから俺たちも、ネオナチではないっていう、顔をしていないといけない」

ケビンは仲間に、ブログを見せた。

彼の言うところの、ネオナチの魂をエコブームで偽装した、ハイレベルな地下活動。

矢印の向きが逆になっているリサイクル・マークとか、ハーケン・クロイツを逆にした寺のマークとか、指摘されないと誰も気が付かないパーツが多い。

「とりあえずパーカーを白か緑にしよう。黒じゃなくて」

「うーんなんか、ダサくね?黒は黒のまま、コムデギャルソンとかに変えて、ネオナチではないってフリをしたほうがいいんじゃないの」

「コムデギャルソンとか買う金無いじゃん」

「職質されたら、ファッションです、で済ます」
「ブランドの風評被害じゃん」
「黒がいいなら、イスラムの、あの女の被ってるやつでよくね?ブルカ?」

ネオナチは、やっぱり偽の環境団体みたいなTシャツを作って、通訳を連れて、難民のテントを回った。

「ドイツはすぐ停電するし、寒いです。フランスに行ったほうが良い暮らしができますよ」

 

 

 

「そのうち、プーチンとトランプがシリアを平定します。

今、ドイツに来ているシリア難民は、元々素養のある富裕層です。

彼らに、新生リビアへ、支配者層として戻ってもらいます。

ドイツは命の恩人です。足を向けて眠れません。ドイツがシリアを中心に、中東の石油資源を確保します」

D社の重役会議の、今日のテーマは新しい研究施設だ。企業のヒモ付き。

アンチメルケル派の暗黙の了解を得て、住人の許可を取るのは、これから。

「エコクリーン。エコな見た目ですが、ほとんどが右翼系の資本です。

原発の技術が、その地域の核武装能力を担保します」

「こんなネーミング、ウケないですよ。
まるっきり左翼ですって感じじゃないですか。緑の党とかが、天下ってそうな感じ」

核武装なら右翼方面の歓心を買ったほうがいい。エコクリーンとか、こんなの、ケンカ売ってますよ」

「彼らに株を買ってもらう必要はないし。ネオナチは金もってないから」

「それにしても、株を出すって、どうなの、って今さらですけど、予算は国会通らないし。何でこんな案件押し付けられたんですか」
「ヘンスラーさん、喜んでたじゃないですか」

「核関連の株なんて、持ってるだけで、法律違反じゃないですか」

「そんなことはないでしょう。ドイツ軍で使ってるものに、ドイツ製品は1つもないのか」

「いやいや、何か俺は、おかしいと思う、この話。この中で、正直フリーメンソンですってやつ手を上げろ」

 


核施設ばかり毎日目にしていると、それに関連する夢ばかり見るものだ。

野崎は、そのとき、勉強会のパンフレットを丸めながら滔々と話した。

研究者の周辺の人々は、311で維持派と廃炉派に割れた。

さらに、輸出派、核武装派、などがあり、彼らは岐路に立っていた。変な船上に詰め込まれた今思えば、消える一瞬手前で燃え盛るろうそくの火って感じだ。


北朝鮮には、核弾頭が、100発あるそうです。

それが気が付いたら、90発になっているんです。

その10発が、例えばサウジアラビアとかイエメンに渡ってる、ということです」

「そう言われると、日本のタンポポの綿毛が、モンゴルまで飛んだくらい、どうでもいいですね」

「どうでもよくないですよ。

核兵器アラビア半島に広がったら、世界が不安定になります。

核時計って知ってますか、まだ世界は、滅亡の5分前なんですよ。

核廃絶を進めて、30分前くらいに戻さないといけない、っていうのが、核廃絶運動の骨子です」

パキスタンの核と、北朝鮮の核は、どっちが性能良いんですか。あとは、イランのやつとか」

核兵器は、とりあえず、爆発すりゃあ、いいじゃないですか。多分、

爆発は、誰でも出来ますからね。コントロールするのは、難しいけど」

北朝鮮の核は、中国の技術者とかが紛れ込んで、核ボタンを押すと、自爆するような仕様になっているってことは?」

「でも何で、僕たち、こういう話してるんですか。日本は、世界情勢に、毛の先ほども影響を及ぼせないのに」

「だったらお前は、公道を裸で歩けば良いよ。通行人のことなんか、どうでもいいんだろ」

野崎は、最近研究室が予算を削減されてノラ博士になり、懐が寂しく、同じ研究室出身の大企業の庄田に生活費を借りたりしていた。

が、討論にそんなことは関係ない。

「庄田さんの例えって、いつもズレてると思うんですけど。

でも、真実を知る努力は、報われるはずです。ガセ情報を掴むよりいい」