グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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ウチナンチュ7


尾長たちが、眼前に青い海に広がるビーチで泡盛を試飲していると、中国人の一行が来た。

「逃げる?」

「逃げると逆に危ないだろ。沖縄にどれだけの危険人物が集まると思ってるんだよ。いちいち逃げてたら、身が持たないよ。だったら沖縄に来るなっていう話しだよ」

沖縄の中国人は、多くのタイプがいた。育ちが悪いのか、傍若無人なのから、感じのいい人まで、人材の幅が広い。

それが泡盛をくれたウチナンチュが、教えてくれたことだ。

「沖縄人は心情として、中国人が嫌いじゃない、だって沖縄に一番危害を加えなかったのは、中国政府なんだから」

ウチナンチュは言った。

「だからといって、中国人が総体として、良い人という保証はどこにもない。

危害は、これから加える、と言う可能性は否定できない、チベットウイグル自治区を見ろ」

国境沿いにある地域の苦労はハンパない。沖縄が、といより日本自体が、ハワイなら良いのに、と言う人は億を下らない。

「ハワイはヤシの実が上から落ちてくる。日本は温帯だが、泥水を啜って6公4民の年貢に喘いだ。それが関の山だよ」

中国人はたどたどしい日本語を発した。

「そのお酒、少し飲ませて下さい。私たちの泡盛ケーキと交換しませんか」

尾長たちは、また怯えた。だいたい、泡盛ケーキって何だよ。怪しい中国人一行は、読心術を持っていた。

泡盛ケーキは、沖縄の珍土産です。ラム酒入りのパウンドケーキと同じです。お土産にしたら、喜びますよ」

2人は戸惑った。俺たちは何だろう、変な人を惹きつけるマグネットなのか。

決して「ノーモア福島」なんてTシャツを着てるわけじゃないし、福島人という刺青も入ってない。

俺たち、変な放射能出てるのか。単に、沖縄の人が社交的なだけじゃない?

 

 

 

「互いに互いの業績を盗み、ドヤ顔をすればいい」って何だよ。

中央の彼らは結局、どこから情報を得たのか誤魔化しきった。

地方猿の集会、ここにエス(スパイ)がいるか、中央サイドが、役所中に盗聴器をつけてストーカーしてるか。

「そんなの当たり前ですよ。沖縄、福島、どこも活動家だらけです。

善意の人もいれば、悪意の人もいます。そもそも日本政府自体、いつもそういう状態です。慣れたほうが良い」

「どうやって慣れるんですか」

「聞かれて困ることを話さなければいい。

ユーチューブで晒してどっちが正しいか、人々から判定を仰ぐくらいの気概でいればいい」

言われてみれば地方1たちは、大して聞かれて困る悪巧みはしていない。公金をパチろうとか、そういう密会ではなかった。