グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

人に見られたくない話はninjaid2000@gmail.com

ガスミが席5


「アンタ、ヤラセなんですか。マジなんですか、三重スパイとかですか。随分、簡単に捕まったじゃないですか」

「俺のやる気がなかっただけ。俺がもしビン・ラディンだったらどうしたか考えろよ」

「お前はCIAのフレンズなの」

「俺にフレンズなんていないよ」

ソイツはたしかにアラブ人だった。でも、分かり易過ぎて怪しかった。

もっとカモフラージュで、アルバニア人とか、カンボジア人とか、多くの可能性を検討したのに。

日本で目立ちたくないなら、最終的には日本人を選ぶに越したことはない。

日本で腐っている人は多い。テロリストが全くいないとは言い切れない。

そもそも、日本にいる外人は、大抵捕まる。無駄に大量の職質を受け、貴重な移動時間を奪われた。

タイム・イズ・マネーです。金返して下さい、還付金です、言ってもいい位。

YOUは日本に何にしに来たんだよ、その自転車は盗品じゃないのか、ネチネチネチネチ。

「盗難自転車を探すくらい、警察は暇なんだろ」

「公安は忙しいか?」

「あのジャパン・ハンドラーのオッサン、今度は訓練レベルを上げて、2匹放つとか言ってきますよ。何なんですか」

911をヤラセだと、真面目に思ってるやつ、いるの。

アルカイダをCIAが訓練してたり、ビンラディン財閥と、ブッシュ一族に交流があったり、

つながりは、あることはあるだろう。そういうことを拡大解釈する奴だよ」

「いたとして、口にしたらアウチじゃない。アメリカが純粋な被害者だと、真面目に信じてる人多いし」

「で、テロリストのオッサン、動機とか何なんですか」

「俺はもうこんなクソな世の中はどうでもいいって手合いだよ。ムハンマドの犬だろうが、CIAの犬だろうが」

「どっちの犬なんですか」

「二重スパイとか、三重スパイとか、やってる本人も、何が何だか分からなくなってくる。周囲も分かって無い」

ハア、そうなんですか。取調官たちは、神妙な顔をしてきいた。

「このオチは、順当だよ。

俺を小菅の佐藤優の隣にでも入れろ。元、ロシア向けのノンキャリの外交官だ。北方領土のスキャンダルで捕まった奴だよ。

アイツ、イスラエル人としゃべれるんだろ。アラブ人ともしゃべれるだろ」

「お前んところに入る情報は、随分遅いんじゃないのか。佐藤優は、もう小菅に居ないから、とっくに居ないよ。何から何までペラペラと、30誌に書いて大量の印税を稼いでる」

「印税って何だよ、コーランに印税なんか無いよ」

「あるだろ、アレは勝手にコピーして出していいのか」

「日本では、何かを書いて売ると、書いた人に金が入るんだよ。お前も何か書くか?お前だって、度胸と信仰心と闇の深さだけなら、彼に負けてないだろう。

佐藤くらい文才があったら、喜んで載せるところはあるよ」

 

 

トヨタはIT企業じゃないよ、だけど今の車はIT技術の塊だろ。

「潜入取材でもすればいいじゃん」

「そんなヌルイレベルじゃなかったら、どうする。

これまで誰も東芝や核技術の告発ルポを書いた人はいないんだよ。

この手の機密がヤバイのは、倒産するまで放置されるんだ」

「かといって機密がヤバイのでないのは、派遣工レベルだし。応募する意味ないです」

「ブツブツ言ってるけど、俺たち、他に就職先ないだろ。IT土方よりは本当の土方の方が就労環境がマシだっていう噂だよ。少なくとも拘束時間は短い」

「中卒で出来る仕事に就くのは、意味の無い行為じゃないですか」

「就職に意味があるとかないとか言ってるから、俺たちは過労死するんだよ」

お前が過労死しそうな顔には見えないよ、血色だっていいし、肉がついてるだろ。

肉がついてるのは成人病とかで倒れるから、ソレはソレで赤信号なんだよ。