グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

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拉致被害者を奪還せよ10

 

「戦争は神聖な儀式です」

今より大分イモい服でそう叫ぶ、イナッチのかつての姿。

誰かがこの映像をニュース映像で流した。


沢口は稲田に呼び出され、防衛省に缶詰になった。

「いくらなんでも、実績が無さすぎますよ。私は手弁当で、その辺をフラフラしてる方が性にあってます」

「入れ替わったことは誰も気が付いてないから」

「だったら、この映像だって同一人物なんですよ。意味がないです、岩にして下さい」

稲田が沢口の足を踏んだ。

拉致被害者の会ではけっこう、隠語が飛んでいた。

仕方がない、唐突に失踪者を記憶の底から呼び出し、やきもきさせて、何もしてくれない上にたいして、反感が出るのは当たり前だ。

国家に巻き込まれるというのは、そういうことだ。

「ひとまず、そういう言動を改めればいい」

「改めるも何も、稲田さんと私は、違う人物ですから」

「アナタにとって、拉致被害者自衛隊員は、同じですか」

同じですかって言われても。

拉致被害者の会に尽くしてきた沢口は確かに、稲田が、ある程度差別意識の持ち主だと感じることはあった。頭の悪いのは、野良仕事にでも出しておけという感じだ。

防衛大臣を、変えるのか。面倒くさいことをしてくれる」

第一自衛隊とは何か、

アメリカと緊密な連絡を保ち、日米同盟と集団的自衛権に基づいて動く。

「だってあの映像、お宅が流したんじゃないですか」

「ウチが内部機密を流すわけがないよ。誰かが紛れ込んだんだろう。神道カルト・スクールの中国人の生徒みたいに」

「クリス・チャンカルトは機密ですか。お宅にもスパイとか入るんですか」

イスラエルなんかと、偶にそういう騒動があるよ。嘘つきの亡命イラク人ってのもいたよ」

この女はどうやって洗脳するか。せっかく稲田を神道とクリスチャンの混合カルトに入れて英才教育したのが、台無しだ。

防衛省の高官は、この女がマトモであることを願った。前任者がマトモでなかったとは言わないが、完璧には近くなかった。

防衛省には、色々な人がいるが、いくらなんでも同胞の自衛隊を捨て石とは思っていない。

 


韓国には北朝鮮がソウルを10分で火の海にしにくるというシュミレーションがあった。国防といえば、とりあえず来るのがソレだ。

ソレをクソ徴兵などで誤魔化していた。

韓国の徴兵は旧日本軍の文化を継ぎ、クソだった。せめてイスラエルや北欧くらいの合理性があれば。

「だから北朝鮮と最初から仲良くしておけば、安全ですよ」

北朝鮮は、韓国と体制が違い過ぎるし、どこに吸収されても納得しない。

手の付けられない犯罪者だ。

一緒に日本でも潰しませんか、とかいのが最も安全だよ」

「日本に勝てないでしょう」

北朝鮮に100発の核があります」

北朝鮮の核は、国際的に認可されてないなんだよ。大国の報復で半島ごと吹っ飛びます、イラクの再来です」

 

 

 

 

「私は自衛隊について知りたいんです。

稲田のハードディスクをそのまま、移し替えることができたらいいんですけど」

「そのハードウェアは大分バグが入ってますよ。彼女はネオコン・ルートだし、四菱やキッロードは、あくまで営業なんですから」

外務省の官僚は沢田のパンツ・スーツをジロジロ見た。

沢田はそういう目線に慣れていないので、ガンをつけて返した。

コレが私の普段着なんですけど。というか、彼女が庶民の間を回るときは、もう少しラフな格好をしていた。

稲田は一体どういう営業をしていたのか。

稲田は典型的アレだ。アレって何だ。

ミニスカートで脚を見せるけれど、それ以上、脱ぐ気が全く無いという、歩く漁船みたいな女だった。

通勤電車やショッピングモールなんかに、腐るほど湧いている人種だ。

だいたい、彼女たちは、お固い女だから、法律資格なんかを取った。お互い、見た目とチャラさだけで生きていく自信はない。

「私がミニスカートをはくと、良いことがありますか」

「日本はロリコン・アニメ大国なんだから、仕方ない。そう思った誰かの差し金じゃないですか」

「そうでもないと、票が取れない段階へ入っています。選挙民の半分は女性だし、ネトウヨロリコンです」

「ですが、日本が完全な実力社会になるまでは、時間がかかりますよ」

「なる前に潰れてもらっては、困るでしょう。中国共産党員に女性はいない」

「あそこは投票やってないからでしょう」

「気を抜くと、主席の喜び組にされますよ」

「そうならない為に、アナタがいるんでしょう」

主席の喜び組って、どっちがだよ、という顔を外務省の官僚はしてきた。

何処へ行っても胡散臭いのばかりだった、ソレが北朝鮮なんかとかかわりあいになるということだ。