グローバル・ラノベと政治同人誌だよ。

複合ビジネスしたいです(謎)。怖くない人だから、絡んでいいです、ツイター、コメント欄、人に見られたくない話はninjaid2000@gmail.com

厚労省役人宅の子猫5

 

以前、「親が駄目な奴は、何をしても駄目」というセリフを吐かれたことがあった。

どうでもいい、とまではいかないが、中学生の頃に友達とふざけてやった万引きで、担任に吐かれたセリフ。

万引きの実行犯はハスミではないが、同じグループにいたので連帯責任になった。

担任の捨てゼリフには、一理あった。

学校に呼び出された、お父さんのセリフは、

「このチンカスが。教師なんて、ロリコンしかいないだろう。壇上にたって他人に指図するのが大好きな、猿山のボスだよ。

くだらないことで呼び出しやがって、うちの娘が万引きなら、お前は給料泥棒だよ」

で、お母さんのセリフは、「力が足りなくてすみません。私の祈りがたりなかったんです」だ。

 

 


スタバで変なイケメン官僚とダベったあとに、咲が帰宅すると、お母さんが、辺りに散らかった食事の内容物を拭いていた。

5年くらい前からボケ始めたお爺ちゃんは、よく皿を投げたりする。

家族は、皿をプラスチックにし、子供向けの安全なものにした。

「お母さんは、お爺ちゃんに、死んでほしいとか、思わないの。あんなの、もうお爺ちゃんとは思えないの。見たくない」

「そういうことは、誰もいないところで言って頂戴。人気のない、公園のベンチとか」

「ココに誰がいるの?お母さんには、背後霊でもいるの?」

「私は、咲には、そういうことを言う人には、なって欲しくないけど」

お母さんは、皿とスプーンを、キッチンシンクに放り投げた。らしくない仕草。

「お母さんは、私しかグチを言う人がいないんじゃないの。

お母さんの友達はみんな、貴婦人って感じで、裏で苦労しているところなんか晒すのは、専業主婦の名折れなんでしょ」

「うちの、お爺ちゃんみたいに、老人ホームをあそこまで嫌う人も、珍しいわね。

でも、そういう話は、止めたほうがいい。

例えば、このテーブルの下に、盗聴器なんかが、ついていたら、困ったことになるし」

「盗聴器、そんなの、どこの誰がつけるの。誰か浮気してるとか」

「そういうことは、無いと思うけど。

咲の言う通り、お父さんの一族は、資産家なのよ。

変なリストに載って、不動産や証券の人が、しつこく訪ねてくるくらいにはね。

咲が営業の人、イケメンじゃん、話せるのラッキーとか言って、適当に追い払ってくれるから、いいんだけど。

咲は貧しい女子高生のフリとか上手くて、関心しきりよ。この高層マンション、高そうに見えるけど、抵当に入ってるんです。

ヨソへ赴任した伯父から借りてるんです。

私なんか、資産家の婦人が板についちゃって、何をいっても、奥さん、御冗談を、って感じになっちゃうのよ。助かるよ」

「巡回のイケメン・リーマンはいいんだけど、最近のユカコ伯母さんの、居留守は、何なの。

私もいいかげん、ネタがなくて困ってるよ。

お母さんは、買い物行ってるとか、お爺ちゃんの、手が離せないとか。

ラチがあかないから、お母さんが直接断ってよ。何か、お金でもせびられてるの」

「ユカコ伯母は、うちのお爺ちゃんを、引き取りましょうか、っていうのよ。

お父さんが言うには、それは財産絡みらしいの。だから、無視して欲しいって。

あまりハッキリ言えないような話だけど。咲も口外しないで」